2015年9月18日金曜日

マリアン・グリーン著 『ナチュラル・マジック』からの〜、星の動きの話

「現代の生活についてよくいわれることの一つに「魔術の喪失」がある。」--- マリアン・グリーン著 椿正晴訳『ナチュラル・マジック』(河出書房新社)
こういうフレーズよく聞くなって思ってたけど、そうかよく言われてるのか〜。でも、このフレーズは自分にとってのテーマであったりするのであった。
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今、魚座の海王星と乙女座の木星がオポジション。
海王星は魚座の守護星、元々、木星も魚座の守護星ということで、普段抑圧されがちな乙女座の魔術師ぶりが発揮されるのではと。自動筆記能力なんかもあると言われる乙女座なんですが、とにかく普段そういうものを抑えてる。生真面目なので。それを、木星のブワッと広がる性質を生かして、発揮していただきたい。
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画像の本を書いたマリアン・グリーンが、魔術に信じる気持ちなんて必要ない、経験と鍛錬だと言っていて、それは乙女座らしい性質なのかもしれないなと、ふと思いました。魚座はサイキックな星座と言われていて、普段から魔術とか普通に信じてるみたいな人多いんですけど、マリアン先生曰く、信じるとかそんなんいらんねん毎日の地道な努力やねん練習やねん、とのこと。真向かいの星座は、正反対の性質をもっているので助け合うことができる。また、互いを客観的に見ることができる。乙女座と魚座は、真向かいです。
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いま、海王星は逆行状態で魚座にいてて、わりと誤ったインスピレーションも受けがちなのを、乙女座の木星がグワッと助けてくれそうな気もする。乙女座は頼り甲斐のある星座なので。『風と共に去りぬ』のメアリーみたいなイメージの星座。普段は控え目で、上品、だけど、やるときは銃もぶっ放します、みたいな。しかし、乙女座の心配性が発動されたら、誤ったインスピレーションがネガティヴな方向に傾きそうですけども…
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そして…
明日からは、乙女座の守護星水星が逆行を始め、土星は、木星を守護星に持つ射手座に。射手座の広い視野と楽観的な性質が、誤ったインスピレーションや心配性な私たちを助けてくれるのかもしれない。近視眼的にならないこと。どこまでも遠くへ、行ったら行ったまま帰ってこないみたいな射手座の特性を、土星の力でうまくコントロールできるようになる鍛錬を積むのかもしれません。土星は、ちゃんと説得すれば動き、手を貸してくれる、これまた頼りになる頑固でストイックな老人のような星。だらしくなくしてたら叱責してくれる老人のような星。
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これから2年間、射手座の人は特に、より「遠く」へ行かなければならないかもしれない。射手座の世界は、とにかく広い。小さくおさまってたら土星にしばかれる、そんな2年間になりそう。ですから、どんどんやりたいようにやればいい。自由を愛する星座です。自由にのびのびと、人がどう言っているかは関係ない。確かな知識と広い視野に磨きをかけて、より広い世界へ。


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